皆様日頃より大変お世話になっております。
株式会社ヌマザワでございます。

昨今の新型コロナウイルスにより『STAY HOME』が叫ばれております。
皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

私はと申しますと様々な情報収集を行っております。

例えば今回のタイトルにもあります『AKIRA』です。
ご存知でしょうか。

◼︎『AKIRA』とは

「週刊ヤングマガジン」講談社の漫画雑誌にて1982年〜1990年にかけて連載。(全120話)作者は大友克洋

◼︎概要
超能力者を巡る軍や反対勢力の争い、近未来都市や崩壊後の世界を描いたSF漫画。

AKIRAとは新型爆弾により崩壊した東京地区に住む主人公・金田は、事故をきっかけに超能力に目覚めた
親友の鉄雄と共に軍が秘密裏に研究する超能力者を巡る抗争に巻き込まれる。
軍が極秘に封印していた最強の超能力者「アキラ」の封印を解き、世界征服を試みる鉄雄の暴走を止めるため、
金田は仲間たちと協力して戦う。

引用元:RENOTE

 

アニメ「AKIRA」では翌年に東京オリンピックを控えた2019年の東京(ネオ東京)が舞台となります。

更に、今世間を騒がせている新型コロナウイルスや東京オリンピック中止を予言していたと言われています。

◼︎NEWS
なんと38年の時を経て、2019年よりハリウッドにて実写映画化が進んでいる。
実に楽しみである。

 

◼︎なぜ今『AKIRA』が予言なのか。

予言①:東京オリンピック


アニメ:『AKIRA』より引用

作中:ネオ東京では東京オリンピックが開催されるのが2020年。
しかし、オリンピック会場の再開発工事に対して、市民による反対デモが起きた。
→中止の方向。

現実:今年2020年東京オリンピック開催予定だった。
→新型コロナウイルスにより来年2021年に移動。

 

予想②:新型コロナウイルス肺炎


アニメ『AKIRA』より引用

作中:上記画像より「WHO 伝染病対策を非難」の文字を確認できます。
→何かしらの病気が蔓延。

現実:2020年初頭より新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっております。
新型肺炎の流行。

 

予言③:消費税増税

作中:「前総理の行った税制改革の歴史的失敗である」との会話。

現実:昨年2019年10月より増税。
→安倍総理が何かしらで辞任すれば予言が当たる。

 

予言➃:第三次世界大戦

作中:すでに第三次世界大戦後のネオ東京が舞台。

現実:アフターコロナによりどこかの国がバランスを崩すと・・・・・

 

◼︎まとめ

実は作者である大友先生によると、『AKIRA』で昭和の日本を描きたかったようです。

優れたフィクションほど事実に基づいている事から、

様々な偶然が重なってはいるが、「昭和の日本」と「令和の日本」では根本的に大きく変化していない事がうかがえる。

ことあるごとに時代は進んでいると聞くが、そこまで世の中は大きく変わっていない事が事実。

それは、日本経済を見ても明らかだ。

バブルが崩壊後も日本の基本的産業構造は変わっていない。

先進国の中で最低レベルの労働生産性と賃金で、G7の中で唯一経済成長をしていない国である。

少子高齢化だ、人手不足だ、という議論もかれこれ30年も続けている。

それを示す描写も「AKIRA」にある。

政府内でAKIRA対策予算の議論が紛糾する中で、おじいちゃん議員が、

「だから何べんも云っとるようにィ その金を福祉に廻せば良かったんじゃ」と叫ぶと、

「うるせェ ジジイ」というヤジが飛んでいる。

現代の国会のしょうもないヤジ合戦、人手不足、高齢化社会の終わらない議論は、

「昭和の時代」からずっと繰り返されてきている。

アフターコロナの世界が初めて人類の新たな時代となる予感ではありますが、

大きな変化が起こることは容易に想像できます。

そんな大きな波にも負けずに皆様頑張って参りましょう。