いつも大変お世話になっております。
株式会社ヌマザワでございます。

2021年もいつの間にか3月となりました。

新型コロナウイルス流行もかれこれ1年となりますが、
未だ主要都市では「緊急事態宣言」が継続しております。
いったい、いつになれば収まるのでしょうか?

皆様は平成29年3月28日に始まりました、「働き方改革」を
覚えておりますでしょうか。

「働き方改革」とは

 

働き方改革とは、「一億総活躍社会」を実現する為の取り組みとなります。

「一億総活躍社会」とは少子高齢化が進む中でも「50年後も人口1億人を
維持し、職場・家庭・地域で誰しも活躍可能な社会」の事を言います。

なぜこのような事が政府から出たのかと言うと、下記の問題が背景にある為です。

・団塊の世代がリタイヤ(働き手の減少)
・子供達の出生率減少(働き見込みのある人材減少)

このような事が実際すでに表面化している事が大問題となります。
その為、解決策として、下記があります。

・従業員1人辺りの生産性の向上。
・離職率を下げる。(従業員満足度の向上)

※昔の建設業からは考えられない時代となりました。

「昔の建設業」

今思うとよくあんな働き方ができたなと考えます。

皆様の知っている足場屋はまさに「3K」だと私は認識しておりますが、
まさしくその通りです。
※「3K」・・・キツい、汚い、危険

工期が優先される職種の為、確実に終わらなければいけない現場で全てが回っている。
その為、ある程度足場が終われば定時で帰宅のようにはいかない。→キツい

雨でも雪でも工期優先!
漁師さんが使用するような合羽を着ながら足場を架けます。→汚い

足場とは、工事業者が高所作業、危険作業を行わない為に必要となります。
当然我々足場屋は、一番初めに現場に入る事が必然と多くなる為、危険作業がつきものです。→危険

このような時代を過ごして来た人間からすると、時代は変わったなと感じるわけです。

 

「これからの建設業」

国からの「働き方改革」、建設業の「3K」を考慮して「新しい足場屋の働き方」が
必要となってまいりました。

・従業員1人辺りの生産性の向上。
※クリアするために、これまで以上に職人一人一人のスキルアップが必要となります。
例)現場に入る前の段取りの改善。親方、子方それぞれの現場での業務内容認識など。

・離職率を下げる。(従業員満足度の向上)
※従業員それぞれが所属する企業に対して「自分の居場所」と感じてもらう。
例)適正な評価基準を設ける。ONとOFFをはっきりと分けるなど。

上記の通り色々と記載いたしましたが、従業員みんなが安心して暮らせる環境を作る事が
私の業務と思います。

2021年もあっという間に終わりますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。