日頃より大変お世話になっております。株式会社ヌマザワでございます。
本日は「人手不足」について考えてみたいと思います。
皆さまはタイトルの3Kについてご存知でしょうか。
◼︎建設業の3Kとは。
①キツイ ②危険 ③汚い
・夏は暑いし冬は寒い。
・重量物を人力で運ぶ。
・高所からの転落のリスク。
・工事中の事故。
・一日中外で働くことにより汚れる。
このように3Kなどないなんて嘘でも言えない状況でございます。
想像していただければすぐに思いつきそうな内容です。
◼︎建設業界は自動化しないの?
現在様々な業界で人手不足が深刻化することをみこし人間の行う作業の中で、ロボット・AIが代わりに作業することが可能な業務については置き換えていく流れとなっております。
実際に国内大手ゼネコン(清水建設、大成建設)ではすでにドローンやロボットを使用して清掃、溶接、吹付塗装などの業務を行っているようです。
◼︎足場屋は自動化しないの?
我々足場業界では自動化については非常に難しい状況と言うのが現実です。
なぜかと言うと、建物と建物の間に足場を設置する際にロボットでは入れない、足場材を所定の位置まで運ぶことすらできない。
そもそも現場には事前に予想する事のできない障害物などがあります。
さらに、私達が設置する足場をご利用いただくお客様が「職人」である人間ですので、作業のしやすい高さ、足場の離れなどは熟練の足場職人が一番となります。
◼︎まとめ
3Kなどと様々話題につきませんが、人間が生活していく中で人間が使用する物までロボット・AIが関与してしまう社会が本当に良いこととなるでしょうか。
どこかに皺寄せがありそうで少々怖いと感じます。
今までの3Kの、キツイ→働きがいのある 危険→選ばれた職人 汚い→洗濯上手などイメージが変わっていければより楽しい社会が待っているのではないでしょうか。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。