日頃より大変お世話になっております。
株式会社ヌマザワでございます。

皆様は昨日のパラリンピック男子100mを観ましたでしょうか。

フェリクス・シュトレング選手が優勝いたしました。
何より驚愕したことは「義足」である事を忘れてしまうほどのスピードです。

私は近い将来、世界記録に名前を連ねる方々が身体に何かしらの障害を持つ方々が
出てくるのではないかと感じました。

現状はどのくらいの差があるのでしょうか。

気になって調べてみました。

世界記録(健常者)

■2009年8月16日
ジャマイカ代表の「ウサイン・ボルト選手」が9秒58を記録。

■世界2位の記録としては、
アメリカ代表の「タイソン・ゲイ選手」、ジャマイカ代表の「ヨハン・ブレーク選手」が
9秒69を記録。

■日本最速記録につきましては「山縣 亮太選手」が9秒95を記録いたしました。

世界記録(義足)

■2020年11月
ドイツ出身の「ヨハネス・フロアス選手」が10秒54を記録。
※ヨハネス・フロアス選手は両足義足の選手である。

健常者との差はわずか0.96と1秒を切っているのであります。

オリンピックの記録を上回るパラリンピック選手達

上記でご紹介させていただいたように、健常者の世界記録へ迫る方々や、更には超えてしまう方々がいます。

現にリオデジャネイロ大会では下記の通り上回った。

・陸上男子1500メートル
オリンピック優勝タイム3分50秒をパラリンピック選手4人が上回った。

・パワーリフティング107キロ超級
健常者の最高記録を35キロ上回る、310キロを記録。

・走り幅跳び
東京オリンピックの優勝記録8m41cm。
義足の世界記録保持者であるマルクス・レーム(ドイツ)記録8m62cmでしたが、
義足の跳躍に関しては健常者よりも優位性があるとして認められなかった。

 

このように、すでに義足の技術革新が進み、今後近い将来健常者の方々と同じ大会に
義足の選手も参加する時代になるのではないでしょうか。

今後とも株式会社ヌマザワをよろしくお願いいたします。